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2026年05月29日 金曜日 辞書引きの達人!     ( 啓新ブログ )

 金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。変なお天気が続く毎日ですね。昨日は朝からぐぐっと気温が上がり、朝から半袖で過ごしていましたが、今日は風が冷たく慌てて上に羽織るものを探して…と、毎日着るものに困っています。こういう時季は体調管理が難しいですね。ようやく中学生・高校生のテスト対策は終わったので気を抜いて体調を崩さないようにしたいと思います。

 今月に入り、小学3年生が学校で辞書を買ったということで、授業の中で辞書を活用しています。一通りの使い方は学校の授業でも学ぶようですが、学校の授業では活用の頻度は低いようです。最近は高校生だけでなく小学生も、言葉の意味を調べるのにはiPadを使用することが多いようですね。

 以前目にした教育系の記事の中で、スマホやiPadなどで調べた内容は、記憶に残りにくいというものがありました。指先1つでゴール(調べたい事柄)に行きついてしまうデジタル機器よりも、辞書や辞典などを使って調べた方が記憶の残るそうです。

 気になって色々と調べてみると、紙媒体のものを使って調べることで、ページをめくる時の指の感覚、必要事項を拾い出す視覚、時にはその本や辞書などの匂いをかぐくことによる嗅覚などなど、アナログ媒体の方が様々な感覚神経を駆使することが大きく影響しているようです。複数の感覚神経を使った行動は記憶に残りやすいそうです。

 また、記憶というのは、単に物事を暗記する単純記憶よりも、その物事を記憶するのに至るまでの何かしらの経験などを伴うエピソード記憶の方が、深く刻まれるというのを聞いたことがあります。単純記憶・エピソード記憶という単語や、【単純記憶<エピソード記憶】という図式を知ったのは、以前勤めていた時に受けた講習によるものです。その時の講習会の記憶が、こうして残っているのですね。

 その時の情報を生かし、塾での授業では、ただ辞書を引かせるだけでなく、引いた後にその内容に関して補足説明したり、例文を挙げたりと、何かしらの『エピソード」を盛り込んで、記憶に残るようにしています。

 小学1年生から来ている生徒さんの1人に、まさに「辞書の達人」と言える生徒さんがいます。辞書を引くスピードは大人顔負けで、あっという間に調べてしまいます。学校でも驚かれるようで、友達のお手伝いまでしてしまうそうです。小学1年生入学と同時に入塾と、かなり早い段階から受講されていたので、小学1年生の終わりごろから少しずつ辞書に触れる機会を授業の中で設けていました。

 初めの頃は当然ながら、1つの言葉の意味を調べるのに何分もかかっていましたが、小学3年生後半ごろからでしょうか、あっという間に辞書を引くようになりました。今では、辞書のページをめくる姿の鮮やかさに毎回驚かされます。

 辞書引きについては、1つの言葉を調べるだけで慣れているか慣れていないかが一目瞭然です。これは小学生だけでなく中学・高校生でも同様です。普段から引きなれていない子は、本当に辞書引きが遅い!びっくりするぐらい時間がかかります。また、辞書の「読み方」も悪い!最初に出てくる意味だけを見ていることが殆どです。意味が複数ある場合やいくつも同音異義語がある場合でも、先頭の言葉しか見ていないことがしばしばです。当然ながら、そんな引き方では辞書をひいても謎が解決できなかったり、時にはより一層謎が深まったり…。

 辞書引きは年齢にかかわらず、「経験」がモノを言います。様々な言葉の意味や使い方を知り、言葉の世界を広げるためには、是非普段から辞書を引く癖をつけてもらいたいと思います。日常生活の中でスマホやiPadにすぐに頼るのではなく、せっかく調べるのであれば記憶に残るようにするためにも、辞書引きの経験をたくさん積んで、その「経験」をその言葉の意味のエピソードとして記憶に残るような学習をして欲しいと思います。

大谷 詠子

担 当

小学生 中学生 

教 科

国語・英語・社会

自己紹介

岐阜県岐阜市出身。岐阜市内と上越市内の大手進学塾で勤務し、集団指導で小学生から高校生までの子どもたちを指導してきました。  学生時代に塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで、多くの子どもたちと触れ合うことができ、子どもたちが学習を通して、成長していく様子を目の当たりにできる「塾の講師」の仕事に魅了され、学生時代のアルバイトを含め、10年以上塾講師をしてきました。  子どもたちにとって、勉強は辛く、苦しいことが多くありますが、しかし、学生時代に積み重ねた知識と学習を通して得た「学ぶ」という経験は誰にも奪うことが出来ない「財産」となります。長く続く子どもたちの未来に、一つでも多くの「財産」を創る支えになりたい、そして、子どもたちが大人になったとき、「人材」ではなく、社会から必要とされる「人財」となってほしい、そんな想いを胸に、これからも一人でも多くの子どもたちの指導をしていきたいと思っています。  また、保護者の皆様とは塾に来ている時だけでなく、家庭での学習方法も含めてお子様の学習についてお話合いをしていきます。お子様の未来を創る同志の一人として、ともに歩ませていただきたいと思います。

 

 

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