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2024年04月26日 金曜日 デジタルツールとの付き合い方     ( 啓新ブログ )

 こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。先週のブログでも書いたのですが、大の筍好きの私、相変わらず今週も、筍を求めて直売所巡りをしていました。
今週は、キラキラマーケット!ようやく県内産の筍が出始めていました。今週は少し時間に余裕があったので、本当は田上町まで行こうかと思っていたのですが、さすがにそこまでは…と断念しました。

 ちょうどお天気も良く、日ごろの運動不足を解消しようと、キラキラマーケットから運動公園まで行き、さらに運動公園内をぐるっと一周し、鳥屋野潟沿いを散歩してきました。息子が小さい頃はよく、遊びに来ていたのですが、ここ数年は来ていなかったので、とても懐かしく感じました。鳥屋野潟沿いのお散歩道の途中で、「そういえば、昔この辺りにカメがいたような…」とふと思い出し、寄ってみると、いました!!
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 亀は万年なんて言いますが、やはり長生きなんでしょうね。ずいぶん昔に見た様子と変わらず、心地よさそうに甲羅干し?をしていました。

 今日は、息子の学校の参観日があり、朝から学校に行って来ました。授業は学活。タブレットの使用に関する話し合いがされていました。

 ここ数年、コロナ禍の影響もあってか、一気にタブレット学習が進んでいますね。小学校の後半は、漢字ドリルや計算ドリルを目にすることもなくなり、宿題はもっぱら、タブレットを使用した内容ばかり。「宿題をしている!」と息巻く息子ですが、親としては「勉強してんだか何やってんだか???」と思っていました。案の定、ある日の夕方、足音をしのばせて宿題をやっていると主張する息子の背後にまわると、どう考えてもそれ宿題じゃないよね?っていうか、ゲームして遊んでいるよね?ってな事件が勃発!特大級の大目玉をくらわしておきました。

 デジタルネイティブとなる、子ども達世代にとって、デジタルツールとの付き合い方はとても大きな課題であると思います。つい最近も詐欺広告による国内最大クラスの被害が出たばかりです。インターネット上に溢れる様々な情報に対し、どう向き合っていくか?はとても重要だと思います。ですが…昭和世代の私にしてみると、そのことと、学習ツールとしてのタブレット使用とが正直言ってうまく呑み込めていないのが本音です。 デジタルツールを使いこなすことが求められる時代なのはわかるのですが、何でもかんでもタブレットで学習って…と思っています。

 少し前、子ども達の英語の宿題をチェックしていた時のことです。どう考えても、その子の学力では書けないような完璧な英作文が出来ているのです。日頃から子ども達の学習状況を見ているので、どこまで出来てどこから出来ないかは分かります。どうも腑に落ちないな〜と思い、本人にどうやってその問題を解いたか?を尋ねてみると、案の定、Googleさんのお力を借りての事でした。そう!タブレットもしくはスマホで翻訳ツールを使って、それを写してきたとのこと。ちなみに、このやり方で宿題をしてくる生徒は一人ではありません。 他には、教室で使用している教材と同じ教材を使っている友人から、「答えを写真で送ってもらって写す」なんていう手口もあります。子ども達も色々と考えるものですね。

 デジタルツールは確かに便利です。しかし、そのツールの使い方を教え、使いこなせるようにすることは大切ではありますが、目の前にある学習に対してどう向き合うか?はもっと大切なのではないでしょうか?1つ1つの問題に対して、しっかり「汗をかいて」取り組んでほしいと思ってしまうのは昭和世代の人間だからなのでしょうか。本当に難しい問題です。塾講師としても親としても、子ども達のデジタルツールとの付き合い方に悩む日々です。

大谷 詠子

担 当

小学生 中学生 

教 科

国語・英語・社会

自己紹介

岐阜県岐阜市出身。岐阜市内と上越市内の大手進学塾で勤務し、集団指導で小学生から高校生までの子どもたちを指導してきました。  学生時代に塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで、多くの子どもたちと触れ合うことができ、子どもたちが学習を通して、成長していく様子を目の当たりにできる「塾の講師」の仕事に魅了され、学生時代のアルバイトを含め、10年以上塾講師をしてきました。  子どもたちにとって、勉強は辛く、苦しいことが多くありますが、しかし、学生時代に積み重ねた知識と学習を通して得た「学ぶ」という経験は誰にも奪うことが出来ない「財産」となります。長く続く子どもたちの未来に、一つでも多くの「財産」を創る支えになりたい、そして、子どもたちが大人になったとき、「人材」ではなく、社会から必要とされる「人財」となってほしい、そんな想いを胸に、これからも一人でも多くの子どもたちの指導をしていきたいと思っています。  また、保護者の皆様とは塾に来ている時だけでなく、家庭での学習方法も含めてお子様の学習についてお話合いをしていきます。お子様の未来を創る同志の一人として、ともに歩ませていただきたいと思います。

 

 

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