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2024年01月15日 月曜日 あきらめることも戦略     ( 啓新ブログ )

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週は、日曜日に大雪が降り、授業ができるか心配でしたが、なんとか月曜日の夜には雪が少なくなり、無事に授業ができて一安心。
しかし、次の火曜日は夕方の授業中に大きな地震が起こり、子どもたちや保護者様の安全を考え、夜の授業は休講にしました。
授業直前の休講案内でしたので、連絡がつかなかった方もいらして、ご迷惑をおかけしました。
申し訳ございませんでした。

それにしても、新しい年になって、こう毎日毎日バタバタしていると、金太郎飴のような毎日決まった生活をしている私なんかは、何をしたわけではないのですが、精神的にも肉体的にもすごく疲れてしまいます。
早くいつもの生活に戻ってほしいですね。

そんな中行われた共通テストが無事に終わったのがせめてものすくいですね。
雪国に住んでいますので、毎年大雪が心配なのですが、今年はそれに加えて地震も心配でしたので、土曜日に雪が降りましたが、2日間何もなく終わって本当に良かったですね。

ということで今朝は必死に問題を解いています。老眼と戦いながら・・・
なにはともあれ、受験生の皆さん、お疲れ様でした!


新しい年になり、私立高校や公立高校の過去問にチャレンジして、質問を持ってくる中3受検生が増えてきています。
いいことです。
そこで今回は過去問(主に数学)を解くときの注意点について書こうと思います。

1.問題を解く前に『正答率』をチェックする
新潟県の数学(公立も私立も)の問題はとにかく難しい!
正答率が1%を切る問題もざらです。
子どもたち一人一人の志望校、理解度にもよりますが、
 正答率が60%以上 → がんばって自力で理解する
 正答率が30〜60% → 自力で理解できなければ質問して解決する
 正答率が10〜30% → 自力で理解できなければひとまずそのままにする
 正答率が10%以下 → 最初から手を出さない
入試まで時間が限られています。
『優先順位』というものを考えれば、「ひとまずそのままにしておく」「手を出さない」という選択も必要です。

2.時間をかけて悩まない
難しい問題に、30分も1時間もずっと悩んでいる人がいますが、時間の無駄です。
そもそも、テストには『制限時間』というものがあります。
特に数学は、「50分で終わると思って作ってんのか!」と言いたくなるような量・質ですので、問題を見た瞬間に(答えは出ないと思いますが・・・)、どう解けばいいか(解き方は1通りではなく、できれば2〜3通り)がイメージできなければ、時間内に終わることは不可能。
何もイメージできない時点でアウトなのです。
30分悩む時間があるのなら、考える(10分)→わからなければ解答解説を写して理解する(10分)→別の日に再チャレンジする(10分) の方が、30分の使い道としては効果的です。
大事なことは『自力で解ける』ことです。
最終的に自分の力で解ければいいですので、解答解説は大いに利用してください。
勉強している割になかなか成績が上がらない人の共通点は、考える(というよりは、固まっている)ことに時間をかけて、解答解説を理解する・繰り返す(再チャレンジする)ことに時間をかけないことです。

当塾では、今週末から、定期テスト対策に加え、明訓・第一高校の入試対策も始まります。
基本的には過去問を解く予定です。
「家で解きました」という人もいるかと思いますが、大事なことは『自力で解ける』ことです。
先週は解けたけど今日は解けなかった。家では解けたけど塾では解けなかった。夜は解けたけど朝やったら解けなかった。・・・
こういうことはよくあることです。
「理解したからOK」「1回解けたからOK」「間違い直しをしたからOK」ではなく、常に理解度をチェックして、いつでも、どこでも『自力で解ける』状態にしておきましょう。

代表 大谷 繁樹

担 当

小学生 中学生 

教 科

算数・数学 ・理科

自己紹介

新潟市出身。上越市内大手進学塾で16年間勤務し、集団指導、個別対応自立型学習指導で多くの子どもたちを指導してきました。今まで学んできたことを地元新潟市の子どもたちの成長のために活かしていきたいと思い、今年独立して「啓新セミナー」を開校することいたしました。講師をしていると、子どもたちからよく「方程式なんか将来何の役に立つの?」とか「因数分解なんてできなくても大丈夫!」と言われることが多くあります。確かに、将来学校の先生や私のような塾の講師にならない限り、方程式や因数分解を直接使うことはないと思います。しかし、算数や数学に限ったことではないのですが、勉強するということは、生きていくために必要な「問題解決能力」を鍛えることであると考えます。ああでもない、こうでもないと色々な解法パターンを使って難しい問題を解くことで「工夫する」ことを覚え、「考える」習慣が身に付きます。大人になると答えが出ない困難な問題にたくさん遭遇します。しかし、学生時代に「問題解決能力」を身に付けておけば、必ず答えにたどり着くことができるのです。将来、「自分の力で生きていける大人」になるために、子どもたちに「問題解決能力」を身に付けさせてあげたいと思います。

 

 

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