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2023年06月23日 金曜日 塾講師が考えることは…     ( お知らせ )

金曜日のブログ担当の大谷 詠子です。

梅雨に入ったせいか、青空を見ることは出来てもやはりジメジメとしますね。夜になると思いのほか肌寒く、湿度と寒暖差で体調管理が難しい毎日です。

先週に引き続き、我が家は「健康に気を付けよう週間」。今週は胃カメラと婦人科系の検査に行って来ました。どちらも問題なく、ホッと一息です。検査の前になるとバタバタ騒ぐ私を見て、主人には「子どものテスト前と一緒だね」と冷ややかな視線を送られました。何事も普段から気を付けて行動しなければいけませんね。「来年こそは!!」と心に誓い、健康に『乾杯‼』です。(これがいけないんですよね…)

今週は、機会があって他の塾の先生のお話を聞くことが出来ました。普段、主人とあ〜でもない、こ〜でもないと試行錯誤しながら奮闘していますが、時として環境の違う方のお話を聞くことは、とても良い刺激となりますね。

基本的に小学生の学習についてのお話だったのですが、「それわかるな〜」というお話がいくつもありました。中でも、「やる気が出ないという子どもに何と声をかけるか?」という話題には、思わず大きくうなずいてしまいました。私もよく「どうしたらやる気が出ますか?」と聞かれますが、どこの塾の先生も同じですね。では、そんな時どうするか?何と声をかけるか?

対象となる生徒さんの年齢に応じて表現は変えていらっしゃるようですが、基本的には「やる気があるかないか、出るか出ないかに関係なく、『やるべきことをやる』しかない。」と声を掛けられるそうです。

私も全く同感です。さらに、私がよく保護者や生徒さんに言うのが、「やる気スイッチなんてものはない!!」です。

お話をされた先生の教室では、「学習手帳」を生徒に持たせ、子どもたち自身にスケジュール管理をするように声がけをしているようです。実際に、そこの生徒さんが書かれた「学習手帳」を拝見しましたが、単に学習の予定を書くだけでなく、その予定をこなしていく中で、自分で感じたことや心に留めておきたいことが付箋に記されて貼ってありました。非常に素晴らしい手帳でした。

日々の学習計画を持つことは、「何をするべきか?」が明確化されて良いと思います。また、手帳があることで、気分が乗らないときに、「とりあえず〇〇をしよう」という一歩を踏み出すきっかけが作れます。是非、ご家庭で取り入れて頂ければ…と思います。

また、講演の終了後に少しお話をさせて頂いたのですが、そこでは、「全ての教科の土台は国語である」と仰られました。

これもまた、同感です。ある特殊な場合を除いて、基本的に子ども達は教科書を読むのも、問題を解くのも、もっと言えば、頭の中で問題を解こうと考えている時も、使っている言語は「日本語」です。これは『英語の問題を解いていても』です。思考言語が日本語である以上、日本語=国語の能力が低ければ低いほど、定期テストや入試等の試験では高得点を取ることは難しいのは当然です。

小学生時、〇か×かがはっきりしている算数は保護者の方から見ても目につきやすく、家で指導もしやすいため、「国語よりもまずは算数を!」となりがちですが、算数が苦手な子ほど、まずは「国語の力」をきちんと確立することをお勧めします。

教室や指導環境は違いますが、どこの塾の先生も考えることは同じですね。様々なお話を聞けて本当に良い機会となりました。また、お話を聞いて、改めて「やる気」は待っていても思うように出てくるものではなく、学習は「気分でするもの」ではないと思いました。

来月末には夏休みが始まります。まずは、ダラダラと過ごしてしまわないよう、学習計画を立てたり、家庭での過ごし方のスケジュールを作成したりしてみませんか?来週からは個人面談を実施いたします。是非、ご家庭でのお悩みをご相談ください。夏休みがより充実した期間となるよう、保護者の方と一緒に考えていきたいと思います。

大谷 詠子

担 当

小学生 中学生 

教 科

国語・英語・社会

自己紹介

岐阜県岐阜市出身。岐阜市内と上越市内の大手進学塾で勤務し、集団指導で小学生から高校生までの子どもたちを指導してきました。  学生時代に塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで、多くの子どもたちと触れ合うことができ、子どもたちが学習を通して、成長していく様子を目の当たりにできる「塾の講師」の仕事に魅了され、学生時代のアルバイトを含め、10年以上塾講師をしてきました。  子どもたちにとって、勉強は辛く、苦しいことが多くありますが、しかし、学生時代に積み重ねた知識と学習を通して得た「学ぶ」という経験は誰にも奪うことが出来ない「財産」となります。長く続く子どもたちの未来に、一つでも多くの「財産」を創る支えになりたい、そして、子どもたちが大人になったとき、「人材」ではなく、社会から必要とされる「人財」となってほしい、そんな想いを胸に、これからも一人でも多くの子どもたちの指導をしていきたいと思っています。  また、保護者の皆様とは塾に来ている時だけでなく、家庭での学習方法も含めてお子様の学習についてお話合いをしていきます。お子様の未来を創る同志の一人として、ともに歩ませていただきたいと思います。

 

 

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